長く付き合っていた相手と結婚してすぐに、義理の父が誕生日を迎えました。
恋人時代から私に良くしてくださったので、何か長く使えて役に立つものをプレゼントしたいという話を主人にしましたが、特に思い浮かばず悩んでいました。
そういえば主人の実家に遊びに行ったとき、床の間に刀が飾られていてびっくりしていたら義理の父が居合道をしているという話をしてくださったのを思い出したので、なにか和風のものをプレゼントしようかと思い至りました。
私の地元の工芸品に「印伝」というものがあります。
鹿革に漆で模様をつけてカバンや財布・ベルトなど様々な製品があり、手ごろなものから高価なものまで様々です。
使ううちに革が柔らかくなって、漆の模様も剥げていきますがそこが味になります。
着物にも合って居合の試合の時にも持ち歩けるように「合切袋」を選びました。
マチがついていて収納力はあるし、絹製の紐で口が絞れるところも良さそうだと思いました。
義理の父に贈ったところ、今までは携帯や財布などの貴重品をナイロンの袋に入れていたけれど、この合切袋に入れて持ち歩いていたら仲間たちに綺麗な袋だと褒められて嬉しかったという感想をいただけたので贈ってよかったです。
