結婚した時から夫婦でお互いの誕生日には、プチ贅沢な外食をしプレゼントを贈るのが恒例になっています。
食事のように重きを置いているので、プレゼントは実用的なものや相手が欲しいと思うものを選んでいます。
あまりサプライズ的なことはしていません。
結婚して20年も経つと、プレゼントも段々選ぶのが面倒になり、実用的なものを選ぶのが楽と言えば楽です。
ある時、何気なくインターネットで見つけたのが、月の土地です。
まさか月の土地を売っているなんてと半信半疑でしたが、有名人も結構購入していると知り興味がわきました。
夫はありきたりなものではなく、ちょっと変わったものに興味を示す人なので、これはいいかも知れないと思いました。
月の土地を買って実際に見に行ける可能性は限りなく低いですし、現実的な人であれば全く意味のないものになります。
しかし長く一緒にいる相手ですから、こういうものに浪漫を感じる人だとわかります。
しかも値段が手ごろなのもいいチョイスだと思ったのです。
注文して1週間ほどで届き、こっそり保管しておきました。
届いたものは権利書や月の地図、所有権を宣言したものとカードなどのセットです。
そして外食に出かけた時に手渡しました。
まったく想像のつかないものでしたから、夫も開封しながら不思議そうな顔をしていました。
そして中から出てきたものを見ても一瞬意味がわからなかったようで、私は月の土地だと説明をしました。
地図上には買った土地がしっかりマークされていて、おもしろかったです。
見事予想は的中し、喜んでくれました。
自分も興味を持ち、誰かにあげたいと言ったほどでした。
月に自分の土地があるという特別な感じが良かったのでしょう。
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