低価格で喜んでもらうために世界に一つだけの時計をプレゼントしました。
どんな時計かというと、20代から30代の女性にたいへん人気のマークバイマークジェイコブズの腕時計に、恋人の名前をローマ字で刻印したものをプレゼントしました。
MBM1283というモデルで、ホワイトとピンクゴールドを基調にしたとってもキュートで可愛らしい腕時計です。
刻印は時計の横の部分に入れてもらいました。
マークバイマークジェイコブズに頼んで刻印を入れることはできるそうですが、時間がかかるので、刻印彫刻専門の工房に持ち込みました。
工房のため持ち込んだその日のうちに受け取れました。
苦労した点は商品の包装です。
キレイに包装を解いて包装し直すのは気を使い大変でした。
ただ、彼女の喜ぶ顔を妄想するとがんばれました!
商品の用意ができたところで、渡し方しだいで喜びが半減することもあるので考えに考えました。
渡し方の大まかな流れですが、一度ガッカリさせた上で渡す方法を選びました。
クリスマスにフレンチを予約してそこで渡す計画です。
オードブルからはじまりスープ、魚、肉と料理を食べたあとにお手洗いのため席を外しガッカリさせるプレゼントを持って席に戻り渡しました。
ガッカリさせるプレゼントはロクシタンの30mlのハンドクリームです。
口ではありがとう。と言ってくれましたが、明らかに不服な顔をしてました。
もう帰る。と言われたらどうしようとドキドキしながらデザートがきました。
ブチギレされて店を飛び出した場合は、店員さんが忘れ物だと言って追いかける手筈になってました。
デザート中は気まずい空気が流れてます。
デザートの味がわからなかったです。
デザートが終わり彼女の皿だけが下げられました。
私の皿が残ってるので不思議そうにしている彼女の前に料理を出すかのようにプレゼントがきました。
えっ!?と驚きながらもサプライズに気付いたようです。
彼女の顔が歓喜に変わりました。
包装を開けずに喜んでくれましたが、私としては包装を解いて中を見て欲しい。
包装を解くことを促し開けると、これ欲しかってん!という言葉とともに満面の笑みで喜んでくれました。
ただ、サプライズが効き過ぎて時計自体をしっかり見てくれません。
「何てモデルか知ってる?」と聞くと時計をよく見て、え!え!?と、愛の言葉とともに刻まれた名前を見つけて、涙を流して喜んでくれました。
ガッカリからのサプライズ作戦、大成功です。